GoPro HERO10の公式アクセサリーとして、新型のバッテリーが登場しました。低温環境下におけるバッテリーパフォーマンス改善が主な特徴とのことですが、通常時のパフォーマンスも良くなるようですので、追加バッテリーとして購入してみました。
不安要素のあったバッテリーをアップデート
GoPro HERO10は過去最高の完成度でとても使いやすくなっていますが、低音環境下の不安定さや高負荷設定時の熱暴走問題の話が出ていたので、バッテリー周りに若干の不安要素があったように感じます。
今回の新型バッテリーの発売はこのあたりの問題解決を図る目的だと思いますが、公式から強化版バッテリーが発売されるというのは珍しいですよね。
容量は通常モデルと同じなのにパフォーマンス向上
バッテリー容量は通常モデルのバッテリーと同じ1720mAhになっています。カラーデザインが異なり、Enduro版の方は樹脂パーツ部が白色になっています。公式サイトの画像だとグレーっぽく見えますが、実物はもう少し白っぽい感じです。あとは裏面の技術関連情報のレイアウトが異なるくらいです。
通常モデルより優れている部分
- 低温環境下におけるパフォーマンスが劇的に改善(−10℃環境下で4K60p:76分)
- 25℃環境下にて、4K60pの撮影が71分(13%向上)
- フル充電までにかかるが、通常モデルよりも13%高速化
電子機器にとって電源が重要なのは分かっていますが、ここまでパフォーマンスが上がるのは嬉しいですよね。普段過酷な環境下で使用することはほぼありませんが、バッテリーの持ちは少しでも長い方が良いのでありがたいアップデートです。
GoPro公式サイトからバッテリーを単品購入することができない
GoProサブスクリプションに加入していると、GoPro公式サイトでのアクセサリー購入が割引になるという特典があります。この特典を利用して新型Enduroバッテリーを購入しようと思ったのですが、落とし穴がありました。輸送規制の問題で、バッテリー単体では国際発送ができないようです(カメラ本体と同時購入なら発送可)。GoProサブスクリプションの特典が使えないのは残念でしたが、今回は国内の代理店経由で購入しました。
GoPro HERO 9/10ののユーザーは必携です
今のところ、実感できるほどの差は感じませんが、より良いものを装備していると安心感があります。カメラは撮影に集中できるか、いかに気軽に使えるかという部分が重要なので、バッテリー持ちはこういった精神衛生に影響するとても大切な部分です。予備のバッテリーを持っていることも安心感に繋がりますよね。モバイルバッテリーを接続しながら使用することもできますが、取り回しが悪くなると使いづらいことがあるので、やはり1つは交換バッテリーがあると頼もしいです。
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新型Enduroバッテリー、GoPro HERO 9/10ののユーザーは必携です。
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