USB給電しながらGoProを使用するために
GoPro HERO8以降、本体のUSB端子はバッテリーのドアを開けた部分にあるため、USB給電しながら使用する際にその蓋の部分をどうするかという悩みがあります。(HERO7の場合はUSB-CとHDMI Microの小さいドアだったので、外して運用でも不便は感じませんでした。)
- 蓋を開けたまま or 外して使用
- 純正アクセサリーのUSBパススルードアを使用
- サードパーティ製のUSB穴があるリプレースメントドアに変更
“蓋を開けたまま or 外して使用”はバッテリーが外れてしまう可能性や開口部が大きくなることによるゴミ・ホコリの侵入などリスクが大きいです。ドア部分は簡単に外すことができるので、純正もしくはサードパーティ製のドアに交換するのが最も利便性が高そうです。
今回はGoPro HERO10購入時についでに注文した「HERO10 & HERO9 USBパススルードア」を実際に GoPro HERO10に装着したレビューになります。
内容物
内容物はUSBパススルードアとUSB-A to Cケーブル(1.37m)のみなので、とてもシンプル。ドアは開けた状態で引っ張れば簡単に外れるので、交換も容易です。
ドアの写真と装着した感じ
↑GoPro本体、購入時の保護シートが貼られたままなので、気泡は気にしないで下さい笑
純正アクセサリーなので、元のパーツとほぼ作りが同じになっており、USBポート用の穴とケーブルを引っ掛ける部分が用意されているという作りです。USB端子ギリギリまでシリコンシートが配置されているため、サードパーティ製のドアもいろいろと販売されていますが、比較的防塵、防滴性能が有利な作りになっていると思います。USB端子を抜き差しする際にシリコンと接している抵抗感があるので、水中に沈めない限り、簡単にチリや水分が入ってしまうことはなさそうです。
また、USBケーブルを挟む部分が用意されているため、こちらにケーブルを引っ掛けることによってUSB-C端子に直接負荷がかかりにくくすることができるようになっています。また、このケーブルを引っ掛ける部分に指を掛けてスライドさせるとドアを開きやすいというメリットがありますね。デメリットとしては、フットプリントが大きくなってしまうところ。普段できる限りすっきりした状態で運用したいという方は、Ulanziのドアがすっきりしていて良さそうです。
付属のUSB-Cケーブルについて、USB-C側の端子はGoPro HERO10に同梱されているケーブルと同じ大きさの端子で、とくに専用端子というわけではありません。ケーブルの太さは少し太いものになっていたので、耐久性のため、もしくはケーブル長が長いことによる対ノイズ性能向上のために太くなっているのかなぁという感じでした。1.37mという長さはモバイルバッテリーを鞄やポケットにいれた状態で接続して撮影するのにちょうど良いくらいの長さですね。
個人的なまとめ
筆者はGoProをVlog用途で使用することが多く、常にUSB給電しながらというよりは、”バッテリーが減ってきたら撮影していないときにモバイルバッテリーで充電をする”というような運用が多いです。できるだけフットプリントもミニマムにしておきたいので、普段使いはもっとすっきりしたドアでも良いかなぁという印象でした。ただ、長時間撮影と防塵防滴性能を両立させたいシーンではこの信頼感が役に立ちますので、場面によって使い分ける予定です。
GoProサブスクリプションに加入していると、¥2,400→¥1,680と割引が適用(2021/9月時点)されるので、信頼できる純正品が欲しいという方にはお勧めです。
理想としては、普段は防塵防滴のために全体が密閉されており、USB端子を使用したいときだけ端子部分のみ開く(バッテリー/MicroSDは外せない)というドアがあったら最高ですよね。
追記
すっきりしたデザインで、埃の侵入を防ぐ蓋が付いていドアを見つけました。これ良さそうです。
↓性能が向上する新型のEnduroリチャージャブルバッテリーを購入してみました
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