悩んだ結果、ストレージ以外を最大構成にして購入したMacBook Pro 2021。まだいろいろと使い勝手を検証中ですが、動画編集してみた感じのファーストインプレッションを書いてみます。なかなかじっくりと触れていないので簡易的なものですが、結論的には購入して良かったという話です。
↓購入までの話はこちら
DaVinci Resolveで動画編集
動画編集ソフトはBlackmagic DesignのDaVinci Resolve Studioを使用しています。AdobeのPremiere Proを使用していた時期もありましたが、モーショングラフィックスをDaVinci ResolveのFusionで勉強した流れでDaVinci Resolveを使用しています。AdobeのAfter Effectsは使ったことないですが、Illustratorとの連携のことを考えるとそっちの方が良さそうなんですけどね。とりあえず今はFusionのノードと戦います、、笑
今まで使っていたMacBook Pro 2018の場合、動画のみを切って並べるVlog編集程度であれば作業・レンダリング含めてそこまでストレスではありませんでしたが、モーショングラフィックスを重ねたりカラーグレーディングをするとコマ落ちしてしまって快適な編集とは程遠い状態に。4Kでのレンダリングは実時間の数倍かかるようなこともあり、修正が出てレンダリングし直しの流れはかなり厳しかったですね。そのため、プロキシデータ作成/タイムライン解像度を落として何とか作業していましたが、日常のVlogなどはもっと気軽に編集したいところですよね。M1Maxでこのあたりがどれだけ解決されるか、楽しみでした。
アプリケーションの起動速度
アプリケーションの起動の速さが体感できるレベルで違いますね。Safariを起動したとき、アイコンをタップしてポンっと立ち上がった時には「やばっ、、」って思わず声が出てしまうほどでした。DaVinci ResoveやLightroom Classicなどのアプリも起動までのアイキャッチ画像を見る時間が短くなっています。待たされてる感覚はなくなったので、ストレス皆無です。(DaVinci Resove は少し前のアップデートで単純に起動時間が速くなっていたので、その影響も大きいですね)
DaVinci Resove に4K素材を入れてみる
さっそく4K素材を入れていろいろ試してみましたが、今までの感覚(ストレス)は何だったんだろう?と思うほどの快適さ。プロキシデータを作らず、またタイムライン解像度を落とさなくてもトランジションを入れた部分がスムーズに再生できるのと、モーショングラフィックスを作成して動画に重ねても複雑なものでなければレンダリングキャッシュなしで楽に再生できました。
今回はレンダリングキャッシュの設定をオフで作業しましたが、キャッシュスピード自体かなり速くなっているので、作業効率はだいぶ上がるはずです。M1Maxのパワー、評判通りです。
レンダリングキャッシュをオフにした理由
オブジェクトを透過設定で作成→動画に重なった状態でレンダリングキャッシュが作成されるとオブジェクトの表示がおかしくなるという致命的なバグが発生していましたが、レンダリングキャッシュをオフのままでも再生できるので、性能でバグ回避できました笑。(書き出し時のレンダリングでは発生しませんでした)
SDカードリーダーは最高、画面の綺麗さはさすが
ハブやリーダーを接続すれば良いだけなので、あるに越したことはないなと思っていた程度だったのですが、実際に使ってみるとそのありがたみをひしひしと感じますね。別途リーダーを用意しなくて良くなっただけで、作業に入るまでのテンポ感がかなり良くなります。また、カードリーダーは大体出っぱっるような形でUSB-C端子に接続するので、接続状態が見た目的に不安定でイヤっているのもありましたね。カードリーダーやハブの相性問題を考えずにさくっとデータ転送できるようになったので、作業に集中できます。
ミニLEDによってバックライトが制御されるLiquid Retina XDRディスプレイはMacBook Proの完成度の高さを象徴する綺麗さです。iPhoneやiPadもディスプレイ品質が高いので驚きは薄れてきましたが、それ自体すごいことですよね。120Hzへのアプリ対応も楽しみですね。
動画編集で使えるMacがようやく出ました
ここ数年、ゲームや動画編集をするならWindows機、という図式だったと思いますが、ようやくその状況が崩れたと思います。クリエイティブなMacが復活し、さまざまな可能性が拡がってきたように思います。iMacやMac Proの展開も楽しみですよね。個人的には4Kで撮影することを躊躇しなくて良くなったので、より良い状態で家族との思い出を残せるのが嬉しいです。
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