GoPro有線接続データ転送 QUIKアプリで簡易Vlog編集

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有線接続で iPhoneやiPadへのデータ転送が楽に

GoPro HERO10より、GoPro本体と iPhoneやiPadデバイスを直接接続して撮影データを転送することができるようになりました。これは個人的にはかなり嬉しいアップデートだったので、購入した決め手の一つでもあります。以前の機種でもiPhoneやiPadにWi-Fi経由で直接転送することは可能でしたが、4K動画の場合は果てしなく時間がかかるんですよね、、。そのため、microSDカードを抜いて”Lightningに直接接続できるカードリーダー”を介してデータ転送を行っていましたが、少し手間に感じていました。カードリーダー分、持ち物も増えますしね。

今回は、 VlogをGoProで撮影 → iPhone/iPadにデータ転送 → 編集 という普段の運用方法について説明する中で、有線接続の使用感も書いてみます。

↓現在はHERO8/9でも有線接続することができるようになっているようです(2023/9/26追記)

GoPro Support

撮影

Vlog × GoProの組み合わせは自分にとって一つの最適解になっています。自分の場合、Vlogの目的は家族との思い出を残すことがメインなので、撮影に集中してしまうのはできる限り避けたいところ。GoProを使って気軽に撮影する中で、余裕があるときに写真とシネマライクな映像をFUJIFILM X-T4で撮影するというように併用して使っています。

家族との日常を撮影する上でGoProを使っていて便利だなと感じることは、、

小さい・丈夫
小さな子供がいる場合、両手が空いているシーンってあまりないですよね。なので、片手で持てたり近くにすっと置けるのが最大の利点です。また、アクションカメラなので丈夫なのも気軽さを底上げしてくれます。子どもや妻に安心して持たせることができるので、家族Vlogにとって視点が増えるのは結構大切なポイントです。

HyperSmooth 4.0
手振れ補正が強力なのはGoProの特長ですが、ここに水平維持機能が加わることによってラフに撮影しても構図が崩れにくくなっています(なんとHERO10は45度の傾きまで補正)。リュックのショルダーベルトに固定するときや車載動画なども、微妙な傾きを気にしなくて良くなったのでありがたいです。

QuikCapture
撮影ボタン押下で”電源ON→撮影開始”、もう一度押すと”撮影終了→電源OFF”してくれるので、その場の流れを崩さずに気軽に撮影することができます。

あまり長回しはせず、撮りたいなと思ったときにGoProで数十秒ほど撮影して素材を貯めていくことが多いですね。

↓GoProが子育てカメラにおすすめという記事も書いています

子育てカメラにGoProがおすすめな理由
子どもの成長を良い形で残しておきたい。その思いはすべての親御さんに共通しているものですよね。写真、映像、作品など思い出を残す方法は様々で、私も普段はスマホ、デジタル一眼カメラ、GoProを使い分けて撮影を行っています。子育て中、GoPro...

iPhone/iPadで編集する理由

Vlogは撮ってからシェアまで早い方が良いと思っています。これは見る人たちにとって情報の鮮度が良いうちにシェアしたいという理由もありますが、自分自身の中でも鮮度が落ちていくと編集するモチベーションが下がっていってしまうので、それを避けるという理由も。

iPhone/iPadであれば、その場で編集からシェアまで済ませることができるので、鮮度が落ちることはありません。デバイスの性能とそれを引き出す専用にチューニングされたアプリのおかげで実現できることで、これを多くの人が携帯しているってすごい時代です。

iPhone/iPadで編集するメリット・デメリット

〇どこでも気軽に編集できる
〇他の人が撮影した写真、動画もその場で気軽に受け取って編集に加えられる
〇完成動画のシェアがしやすい
〇編集アプリが豊富
〇新しい機種なら性能も十分
△本格的な編集は限界がある(アプリ次第では結構できる)

ちょっと凝った編集をしたいときや、フルマニュアルで作成したいような内容の時はPCを使って編集します。そのときはBlackmagic DesignのDaVinci Resolve Studioを使用しています。

動画データを転送

タイトルにある通り、GoProを有線接続して動画データを転送します。必要なものは、以下の通り。

USB-C to Aケーブル
Apple Lightning – USBカメラアダプタ もしくは Lightning – USB 3カメラアダプタ

USBケーブルはGoProにも付属しているので、LightningのアダプタがあればOKですね。Lightning to USB-Cのケーブルなら変換必要ないのでは?と誰しもが思うところなので試してみましたが、残念ながら使えませんでした。(USB-C端子を持つiPad Proなら変換アダプタなしでいけるようです)

「QUIK」アプリにて、”USBで接続済み”となれば有線接続されているので、その状態でデータをダウンロード。Wi-Fi接続のときは何だったのかと思うほどの速さでダウンロードが完了します。

参考値:
4K動画 1.81GB 40秒でダウンロード完了
4K動画 329MB 8秒でダウンロード完了 
※使用microSDカード:ProGrade Digital microSDXC UHS-II V60 GOLD 250R(128GB)

microSDカードをGoPro本体から抜く必要もないので、かなり手軽にデータ転送できるようになりました。4Kで撮影する精神的ハードルもぐっと下がりました。

GoPro「QUIK」アプリで編集

GoPro「QUIK」アプリは自動で編集を行ってくれるため、お手軽Vlog編集にとてもおススメです。音楽のタイミングに合わせて動画をカットして繋ぎ、トランジションまで入れてくれるのですが、これを手動で行うとなると結構大変なんですよね。動画や写真を選択するだけで良い感じのダイジェストムービーが簡単にできるので、手軽な方向性での答えになっていると思います。

↓動画を選ぶだけで、こんな雰囲気の映像が簡単に作成できます

後から細かい部分を調整できるのも良いところ。全体のデザインとトランジションはテーマとして複数用意されており、音楽も様々なジャンルのものが用意されています。いろいろ試すのも手軽で、その反映もかなり早いです。また、カット割りは”HiLight”というマーカーが打たれているところを中心に自動的に行ってくれますが、追加や移動も簡単にできます( “HiLight”マーカーはGoPro本体でプレビューしているときに打つことも可能)。手軽さとできることのバランスが良いので、あまり詳しくない方から慣れている方まで、様々な方に使いやすくなっていると感じます。

iPhoneでも手軽に編集可能

基本的に音楽に合わせて編集を行ってくれるアプリなので、動画の長さ=曲の長さになるところが場合によってはデメリットになりますね。入れたい素材が多い場合や音楽を入れたくない部分が多い場合は使いづらく感じるかもしれません。

完成後はYouTubeにアップロードしたり、iOS同士ならAirdropでシェアしたりしています。ここまでをその場で完結させることができるので、その日を過ごした人たちと最後に動画を見て振り返るということも可能です。子どもがいると膨大な写真、動画を撮り貯めることになりますが、ダイジェストムービーのようにも作れるので、後から見返し易くなるのも利点です。

「QUIK」アプリには概ね満足していますが、要望があるとすれば、音楽の長さによる制限があるので曲を繋いだり繰り返したりすることができればより便利で作れる動画の幅も広がるなぁといったところですね。

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コメント

  1. メモ吉 より:

    iOSの場合、HERO8 BlackやHERO9 Blackでも有線接続が可能みたいです。
    https://community.gopro.com/s/article/GoPro-Quik-Wired-Camera-Connection?language=ja

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