ストッカー&電子レンジ台をすっきりさせたい
キッチンのストッカー&電子レンジ台、今まではスチールラックを利用して収納していました。しかし、モノが丸見えなこととデザインがあまり好きではなかったので、どうにかしたいなぁという思いが最近強くなっていたんですよね。そこで、我が家御用達のIKEA製品を利用して自分好みの収納を作ってみることにしました。
サイズや仕様をカスタマイズできる、IVARという収納システムを利用することに。IKEAのサイト内に組み合わせをシミュレーションできるプランナーツールがあるので、計画も立てやすくなっています。
https://www.ikea.com/jp/ja/planner/ivar-planner/
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シンプルに、ストッカー部分と電子レンジ・トースターを置く棚で構成してみました。ということで材料調達。それぞれのパーツはシンプルですが、無垢材なのでそこそこ重量があります。
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水性ウレタンニスとミルクペイント
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オイルフィニッシュやワックスコーティングも手軽で良いのですが、電子レンジやトースターを置くので、掃除の面から考えても耐水性がほしいところ。調べると水性ウレタンニスが作業性も良く、耐水性や強度面でも良さそうだったので、今回は水性ウレタンニスを使って塗装をしてみることにしました。つや消しクリアーで表面をコーティングする感じですね。キャビネットの扉部分はカラーを入れてデザインのアクセントにするので、ここの塗料は家にあったミルクペイント(トリトンブルー)を使います。このミルクペイント、ターナー色彩株式会社というところから発売されているのですが、森永乳業のミルク原料を使用した天然由来のペイントということで、安全性が高いとのことです。小さい子供がいる我が家でも扱いやすいのが嬉しいですね。ちなみに、和信ペイント株式会社の水性ウレタンニスも食品衛生法に適合しているので安心感があります。
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木材の下処理
まずは木材の表面を整えるために、ヤスリがけ(サンディング)をします。電動サンダーも持っているのですが、夜の作業が多く音問題があったので手作業で頑張りました。IKEAのシールはかなり剥がしにくいので強敵です。破れずに剥がせたとしても、かなりの確率で糊跡が残ります。ここの部分もしっかりとサンディングして表面を整えておきます。
ツルツルに仕上げたい方はとの粉などを利用して目止めをしておいたほうが良いかもです。塗装するとその水分で繊維が立ったり木目が膨張してくるので、目止めをしておけばある程度抑えることができると思います。塗料のしみこみ方が変わって仕上げの雰囲気も異なるので、このあたりは好みですね。今回はある程度木の質感を残したかったため、小口部分だけ、との粉で目止めをしました。
いざ塗装
サンディング作業が終了したら、さっそく塗装です。
塗る→乾燥→サンディング→塗る の繰り返し
水性ウレタンニスは匂いもほとんどなく、かなり作業性が良かったです。ただ、目止めをしていなかったこともあって染み込む分が多く、木の表面に塗装が乗ってきたなと感じるのは3度塗り以降くらいからでした。物を置くことになる棚板の表面は塗装に厚みを持たせたかったので、最終的に5回以上重ね塗りをしました。今回は通常のハケではなくスポンジバケを使っていたので、1回1回がかなり薄塗りになっていたこともあるかと思います。ちなみに0.7Lの塗料が1缶では足りず、追加購入しています。
程よく木の質感が残りながら、表面をコーティングすることができました。触るとサラサラで気持ち良いです。労力の割に、見た目はあまり変わっていませんが笑。
ミルクペイントのトリトンブルーを塗ったキャビネットの扉部分ですが、ミルクペイントの質感も結構良いので、ここは水性ウレタンニスを塗りませんでした。
完成
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塗装が完了し、組み立てて完成です。暫定の配置ですが、棚板の高さは後から替えたり追加したりできるので使い勝手に合わせていけるのが良いですよね。細々したものはキャビネットに収納できるようになったので、とりあえず詰め込んだだけでも見えなくなるのでスッキリです。
水性ウレタンニスは初めて使いましたが、仕上がりの質感も良く大満足です。手間はかかっていますが、好きな感じに仕上げられるのはDIYの醍醐味ですよね。手間がかかっている分愛着も湧きますしね。
今回のIVARもそうですが、IKEAの商品は木部の表面処理がされていないものが結構あるので、DIYアレンジがしやすいです。使用した水性ウレタンニスとミルクペイントもとても扱いやすかったので、また何か塗装してみたいですね。
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