ヨーヨーの思い出
すみません、いきなり思い出回想タイムです。
1997年からブームになったハイパーヨーヨー。ちょうど小学校高学年だった筆者はハマりにハマり、ヨーヨーか部活(バスケ)に明け暮れる生活を送っていました。当時、BANDAIのハイパーヨーヨーは売り切れ続出で全然手に入らなかったのですが、父が見つける度に買ってきてくれていたことを思い出します。そんな簡単に手に入らなかったはずなので、まめにいろんなお店に足を運んでくれていたんでしょうね。今ほどネットも便利でリアルタイムではなかったはず。こういうありがたみって、自分が大人になってから気づきますよね。
コロコロコミックでの展開やチームTHPの存在、中村名人など、子供心がわくわくする要素がたくさんありました。その中でも認定会制度はハイパーヨーヨーブームの一端を担っていた重要な要素だったと思います。よりレベルの高いトリックをマスターして認定会に挑む、この目標感のおかげで単なる遊びではなくスポーツ的に楽しめました。
目標感の明確化、伝達
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積み重ねの努力(練習)、分析・研究
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目標達成、第3者による確認(認定会)
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達成感の見える化、成果報酬(認定カードと記念ヨーヨー)
今考えてみるとよくできてる。現代ではなかなか難しそうだけど。
認定会は筆者ももちろん参加し、プロスピナーの認定まで受けました。その後縁あって百貨店の屋上や夏祭りのステージなどでパフォーマンスする機会があったことを覚えています。
遠方のヨーヨーイベントに連れていってもらったり、友達や家族と日々練習したりと、楽しかったですねー。ヨーヨーで鎖骨を強打して悶絶したり、蛍光灯割ったりもしましたのも結構鮮明に覚えています笑
世間のブームも終わりと共にほぼ触らない状態になっていたのですが、大学生くらいのときに偶然見たヨーヨー世界大会の動画で衝撃を受けます。当時とは比較にならないほどトリックの難易度やプレイヤーのレベルが進化。経験者なのにどうなっているのかわからないほどでした笑。ヨーヨー自体の性能も劇的に進化していたことがわかり、自分の中で第2次ヨーヨーブームが訪れます。フルメタル製のヨーヨーやヨーヨーに特化したベアリング、ストリングスも丈夫なものになっているなど、進化の具合を調べるのも楽しい作業でしたね。ベアリングを脱脂したり、スペーサーの幅を調整してルーピング用に改造したりといろいろ試して遊びましたね。
↓懐かしくなって出してみました
最近は全然ですが、たまーに遊んでいる感じです。
すみません、思い出話が長くなりました笑
MUGEN YOYOを知ったきっかけ
ようやく本題です。
ムゲンヨーヨーを知ったのは、長らく慕ってくれている後輩的友人からのLINE。
変なのって笑
届いたURLにアクセスすると、クラウドファンディングのページで「ムゲンヨーヨー」と書かれていました。
「アプリと連動し、ARエフェクトで映える!進化した電動ヨーヨー」
正直、ARエフェクトの動画見たときはニヤついてしまいました笑
映像が派手ではあるんですが、ARエフェクトの軌跡でヨーヨーが見えにくかったので、、でも、このやり過ぎな感じキライじゃないです。
ARエフェクトの衝撃が強すぎて、落ち着いてから気づいたことがもう一つ。
電動ヨーヨー
電動?自動で回るってこと?それすごくない?
そして、開発元タカラトミーじゃん!っていうことにも気づきます。ここにきてヨーヨーの世界に入ってくる、っていうのにちょっとワクワクしちゃいましたね。
息子のおもちゃで大変お世話になっているタカラトミー。そして偶然にも最近、タカラトミーの元社長さんのセミナー動画を拝見する機会があり、自分の中でのタカラトミー株が上昇したところ、、。
1日だけ悩みましたが、翌日にはクラウドファンディングを支援。ヨーヨー好きとして、これは触っておかなくては、ですね笑
追記:発売から数年が経ち、かなり安価になっているので手が出やすくなっております、、笑
パッケージと商品写真
クラウドファンディングの特典として、一般発売より少し先行して届きました。
パッケージは、おもちゃらしさとスタイリッシュな感じのバランスが良いですね。
内容物とヨーヨー本体
内容物は、以下の通り
・ヨーヨー本体
・充電用ケーブル
・チューブ付きストリングス2本(1本は本体に装着済み)
・取扱説明書
重量は76g
電動ということで重量が気になっていましたが、ストリングスを外した状態で実測76gでした。一般的なヨーヨーと比べると若干重ためですね。ですが、そこまでずっしりとは感じない重さなので、ギリギリを攻めた開発だったのではないでしょうか。
充電は専用ケーブル
上の画像にあるように、充電ケーブルは専用のものになっています。USB-A側から給電し、専用端子をヨーヨー側面に挿すようになっています。ここも軽量化のための専用コネクタなんでしょうね。
左右の重量バランスはもちろん、重心の位置なども回転の状態や使用感に影響するので、単に軽量化すれば良いというわけではないのがヨーヨーの難しいところでしょうね。
ストリングスに引き戻し用のチューブが付属
ヨーヨー本体の仕様としては引いても戻らないバインド必須の構造になっていますが、チューブを装着し位置を調整することによって、簡単に引いて戻るヨーヨーにできるところがいいですね。
電動の感じは?
本体のスイッチをCHG(チャージ)からPLAYに切り替え、ある程度の回転を感知すると電動で回る仕組みになっています。軽く投げ下ろしても回転数が勝手に上がってくれるので、この感覚は新鮮でテンション上がりました笑
ただ、樹脂製のボディで精度や重心のズレがあるのか、綺麗に投げないとブレやすいなと感じました。このあたりはメーカーも認識しているようで、ブレる場合の調整方法が説明書に記載されていました。(回転しているヨーヨーに触れて安定させる方法)
充電時間は約1時間で、連続プレイ可能時間は約10分という仕様です。電動なら練習用に良さそう!と思いましたが、さすがに時間的に難しいですね。
ワイヤレス送電の技術が進歩して、本当のMUGEN YOYOが完成する日を待ちます!
ARエフェクト
お待たせしました!ムゲンヨーヨーのメイン機能です!
初めて動画見たときは笑ってしまいましたが、やってみると結構面白かったです。
アプリとヨーヨーの連携は、NFC読み取り機能を使用するので簡単にできました。撮影時に背景や服を誤認識しないように工夫する必要がありますが、ヨーヨーにエフェクトがかかった動画は派手に見えて面白いです。細かい技は画面内がごちゃごちゃになってヨーヨーが見えなくなるので、ダイナミックな動きの方が合いそうですね。(エフェクト次第かも)
また、アプリ内でヨーヨーを回すとその時間が蓄積されてレベルアップするようになっており、追加エフェクトがもらえたりします。特定のエフェクトを使って動画を撮るなどのミッションもあるので、子どもは結構楽しめそうですね。大人は1発ネタとして十分機能します笑
最後に、久しぶりのヨーヨーかつ狭い場所でぱっと撮ったので拙いですが、ARエフェクトを使用した動画を貼っておきます。ちょっとヨーヨー熱が再燃してきたので、久しぶりに練習してみようかなと思います。新しいヨーヨー欲しくなってきちゃったなぁ笑
コメント
最近の技だと複雑すぎて手順を確認しながら動かしているうちにヨーヨーが止まって横にくるくる。
10分は短いけど通しで動きを確認出来るのは良いと思います。
かつてインフィニティーがありましたが今では手に入りませんし。