コストパフォーマンスの良いYAMAHA HS5

デスクDAW

※この記事にはプロモーションが含まれています

YAMAHA HS5

自宅のデスクには、YAMAHAのモニタースピーカーHS5を設置しています。ホワイトカラーが発売して割とすぐに導入したので、7年ほど使っていますね。音質面で考えるともっと良いスピーカーがあるので、GENELECなども検討していましたが、ペア3万円以下クラスということを考えると十分な再生能力を持っているので、とりあえず使ってみようと導入したまま今に至ります。

HS5、HS7、HS8とウーファーサイズによって3種類のラインナップがあり、使用しているのは最も小さい5インチウーファーを搭載したHS5になります。

デスクの関係で少しスピーカーの設置幅が広くなってしまっています。

使ってみた所感

音質面

※吸音などの音作りができていない環境での個人的な所感になります。
この価格帯としては、かなり素直な音だと感じます。中域に少し乾いた感じがありますが、高域、低域に片寄ることなくぱっと聴いた感じバランスの良い鳴りです。低い周波数帯域はウーファー径、筐体容量の関係で限界があるので、ニアフィールド環境でそこまで大きい音を出せない環境なら十分かなという印象です。音の解像度は価格帯相応という感じですね。リバーブの余韻など、細かい部分まで気にするとなると、ヘッドフォンを併用した方が良いです。
筆者は、HS5でざっくりと作業をしながら、ヘッドフォンはaudio-technichaのATH-M50x(https://amzn.to/3CWRKIY)、ATH-R70x(https://amzn.to/3gcRX0B)を使い分けています。

HS5 → 全体のバランスや自然な定位感を確認したいとき/耳に負担を掛けたくないとき
M50x → 密閉型で解像度高めなので、細かい部分の処理を行うときに使用
R70x → 開放型で軽量なので耳への負担が少ないので、使用頻度高い。スピーカーで聴くような低音が心地よい。

接続性/機能性

HS5は指向性によるスイートスポットがそこまで狭くないので、高さや向きなどの設置方法に関してはセオリー通りに行えばそこまでシビアではないと思います。ただ、バスレフポートが背面についているので、奥の壁からは少し離すか吸音処理をした方が良いですね。薄くて鳴りやすいような壁の場合は結構音への影響が大きそうです。高域部分の調整と500Hz以下をカットするスイッチがあるので、設置環境に合わせて微調整できるのもユーザーライクな仕様ですね。

接続性について、この価格帯でもXLR端子ととPHONE端子どちらもバランス入力対応になっています。うちではRME Fireface UCXのバランスアウトから接続しています。

ボリュームノブ、電源スイッチは背面にあるので、音量調整はオーディオインターフェイス、電源はスイッチ付き電源タップを手が届くところに設置するとかなり使い勝手が良くなります。

スピーカー、オーディオインターフェイス、モニター裏照明のスイッチを1ヵ所にまとめています

PC作業が多い方におすすめ

モニタースピーカーなので音楽制作にはもちろんですが、動画編集やゲーム用途のスピーカーとしてもおすすめです。音楽制作1本で本格的な作業環境を構築されたい方にはもっとコストを掛けた方が良いのは間違いないです。様々な趣味があり、PCでの作業も多いけどスピーカーにそこまで投資できないという方には非常にコストパフォーマンスの良い製品だと思います。

ブラック、ホワイトのほかにスレートグレーのカラーも加わり、設置場所の雰囲気によって選べるのは嬉しいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました