MAZDA CX-30 ルーフキャリア&ルーフラック取り付け(Terzo)

DIY

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キャンプギアの積載量を増やすため、乗っている車 MAZDA CX-30 (ルーフレールオプションなし)にルーフキャリアとルーフラックを取り付けました。パーツの組み合わせや使用感など、検討している方の参考になると幸いです。

車の乗り換え期間などを考慮 → なるべく安価に済ませたい
事故に繋がるリスクがある → 信頼できるメーカー品が良い

上記のバランスを考えた結果、Terzo (by PIAA) の製品が候補に。

Terzoのルーフキャリアシステムにはスクエアバーとエアロバーの2種のタイプがあり、風切り音が13%低減されているというエアロバーにも惹かれましたが、今回はより安価なスクエアバーの方に決めました。

ルーフキャリアとルーフラック

ルーフキャリアの上にルーフラックを取り付ける形となるので、まずはルーフキャリアの取り付けについてです。筆者の乗っているCX-30はルーフレールオプションなしの仕様のため、ルーフキャリアを取り付けるためには「ベースフット」「バー」「取り付けホルダー」の3点が必要になります。

ルーフキャリア(スクエアバー)取り付けに必要なパーツは以下の通り

①ベースフット
ベースフット/ルーフオンタイプフット/EF14BL

②バー
ベースキャリア スクエアバーセット 127cm (2本入り) EB3

③取り付けホルダー
車種別取り付けホルダーセット EH460

※さらに筆者は車の傷防止策として保護シートを追加しました
ベースキャリア用 保護シート 4枚入 ルーフオンタイプ用 クリア 170x80mm EA208

ルーフラック

ルーフラック スタンダードサイズ ブラック EA303B

長さ:110cm x 幅:105cmのレギュラーモデルにしました。車種的に大きすぎると不釣り合いになりそうだったので、ルーフ部のなだらかな面におおよそ収まるレギュラーサイズにしました。カラーは画像を合成してイメージをシミュレートし、ブラックの方がスッキリとした印象に感じたのでそちらにしました。

取り付け

取付位置や方法はCX-30のイラストに合わせた形式で説明書に丁寧に記載されているため、比較的分かりやすいです。取り付け時の写真が無くて恐縮ですが、感じたことをいくつか記載しておきます。

適正締め付けトルク
ボルトを締め付ける際、適正締め付けトルクが指定されています。トルクレンチがある方は問題ないと思いますが、無い場合は説明書に記載されている「スプリングワッシャーがつぶれてから約1回転半を目安に」という記載に従って締め付けを行う形になります。おおよそで問題ないと思いますが、基準通りに行いたい場合はトルクレンチの購入をおすすめします。(筆者はトルクレンチなしで取り付けを行いました)

スリットベース
ベースフットにセットするゴム素材のスリットベースですが、車取り付け時に締め付けを行う際、少しズレることがありました。締め付け時に強い力がかかるので仕方ない部分もありますが、適正な位置からあまりずれないように調整しながら締め付けを行った方が良さそうです。

保護シート
念のためということで、取り付けホルダーが当たる位置とベース側のスリットベースが当たる位置の双方に保護シートを貼りました。保護シートは4枚セットなので、余裕のあるサイズのものを購入し、カットして8か所分としました。素材の透明度が高く、見た目は近くで見ない限り気になりません。使っているとシートのフチ部分に若干土埃などで汚れが付着しますが、こちらもそこまで気になりません。

使用感について

ルーフキャリアの剛性感

しっかりと固定され、半年ほど使用しても緩みやガタツキなどもありません。

ルーフラックの剛性感

荷物が乗る天板部分の剛性はしっかりしておりますが、ウイングパネル/サイドパネル部分はそこまで剛性感はありません。取扱説明書にも「ウイングパネル及び、サイドパネルに荷物を載せると、パネルエンドが破損し、荷物の脱落等につながる恐れがあります」と記載があるように、負荷がかかる想定にはなっていません。

ただ、荷物を載せる際にサイドパネルに仮置きできると持ち直したり積みやすかったりするので、もう少しサイドパネルに剛性感があると良かったなと思います。この部分の剛性感については、後述する振動音にも関わってくるはずです。

風切り音は気になる?

購入前に最も懸念していたのが風切り音でした。荷物を載せていない日常使いのときに気になるレベルだったら嫌だなぁと。

音に関しての印象は個人差があるのであくまでも筆者の個人的な感想になりますが、結果として風切り音はほぼ気にならないレベルでした。速度を上げると少し低めの帯域の風切り音がしましたが、常時気になるようなレベルではありません。筆者のCX-30はガソリン仕様なので、クリーンディーゼル仕様だったりタイヤが異なると、印象も変わってくるかもしれません。CX-30はある程度ロードノイズも聞こえますよね。

ルーフラックの振動音

取り付け直後は気にならなかったのですが、数か月後からルーフラックの音が気になるようになりました。低速時に路面の段差などの振動が伝わると、ルーフラックのサイドパネルから音が鳴ることがあります。側面のパネルは割と薄いアルミ製なのと、コーナーの樹脂パーツにはまっているだけの構造になっているので、そのあたりが振動によってカラカラ、コンコンという風に鳴る感じです。この音は状況によっては結構気になるのでデメリットですね。取り付けからしばらくは鳴らなかったはずなので、気温による歪みや使用による経年劣化なども影響しているかもしれません。

車内への雨漏りなし

構造上、取り付けホルダーの一部がボディとドアを経由する位置に設置されることとなります。ドアには2か所シーリングがあり、内側のシーリングには影響が無いのでドアを閉めている状態で雨漏りしたことはありません。外側のシーリング内には雨が強いと少し水が浸入することがあるかな、といった程度です。雨量が多い場合は、ドアを開けた際にホルダー周りから水が垂れてくることがあるくらいですね。

積載量

Amazonベーシックブランドのルーフバッグを使用して荷物を載せています。

ルーフラックとのサイズ感もちょうど良く、こちらに、以下のギアを入れております。入れようと思えばまだ入りそうな感じです。

VASTLAND(ヴァストランド) インフレーターマット 8cm × 3
・テント(テンマクデザイン LALA ララ or SABBATICAL モーニンググローリー シンセティック)
・シュラフ(封筒型) × 3
ZANEARTS LADE CHAIR × 1
・炭やチャコールスターターなどを入れたバッグ

前述したようにサイドパネルに負荷はかけられないので、サイドのベルトはルーフキャリアにも引っかかるように固定しています。

見た目

車全体が写っている写真がなかなかなく、テントメインの写真ですが、、。思っていたよりも馴染みが良く、個人的にはこれはこれであり、と思える見た目になりました。元々CX-30は黒の樹脂パーツ部面積が多めなので、車体がツートーンで統一感があるのでラックが悪目立ちしない印象です。

と言っても、ラックを積んでいる車はそこまで多く無いので、普段からキャンプやってるな感が全開になります。それとショッピングモールの駐車場などで自分の車を見つけやすくなったのは意外と便利でした。

まとめ

比較的安価なルーフキャリア&ラックなので、どうかな?と思う部分もありましたが、積載量を増やすという目的は問題なく達成することができました。振動音の問題など気になる部分もありますが、価格相応の面もあるので許容範囲内です。

ルーフバッグを車体に直接載せる形でも積載量を増やすことは可能ですが、固定方法による車内への雨漏り問題や積載量に対しての安心感はルーフキャリアありの方が優れてますよね。

積載量に限界を感じ始めた方、Terzoのルーフキャリア&ラックぜひ使ってみてくださいね。

積載量に余裕ができると、ギアの選択肢が増える、欲しいものが増える、という新たな悩みが生まれます笑。

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