UNIFLAME ユニセラTG-Ⅲ レビュー

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コンパクトな卓上バーベキューグリル、ユニセラTG-Ⅲ(以降:ユニセラ)を数年使用してみて感じた使い勝手をご紹介。気になっている方、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

個人的に気に入っているポイント

洗練されたデザイン

余計なものが廃された、ミニマルよりなデザインが気に入っています。ステンレス鋼折り曲げの本体部分に丸棒ワイヤーの脚と持ち手、統一感のあるすっきりとした見た目が飽きのこない良質なデザインに繋がっていると感じます。

ユニセラの特長として欠かせないセラミックパネルは金属と異種素材になりますが、本体への仕込み方と形状の統一感により、馴染みが良いです。

ユニフレーム製品全般で共通しておりますが、機能とデザインのバランスが心地好いんですよね。デザインが機能としての役割も担っていて、無駄がありません。使えば使うほど、”なるほど”と思わせられるデザイン・構造になっています。

コンパクト

TG-Ⅲのサイズの場合、折りたたむとA4サイズほどのサイズ感になります。以下の部品に分かれますが、適切に並べると本体のフットプリントにすべて収まるようになっています。

・グリル本体
・側壁部
・網
・ロストル
・灰受け

ユニフレーム 商品ページより(https://www.uniflame.co.jp/product/615010)

筆者の場合は加えて、オプションの「ユニセラ サイドトレー」と「ウェ~ブ焼き網ハンドル」を一緒に収納しています。IKEAの「PÄRKLA ペルクラ」のシューズバッグサイズが程よいサイズかつ安価なので収納バッグとしておすすめです。汚れに強い素材である程度の防水性もあるので、ユニセラを収納する用途にも向いています。1枚100円しないので傷んだら交換もしやすいです。(価格は2024年6月時点)

1点だけ注意するとしたら、防水性がある=湿気がこもりやすいので、保管する際はファスナーを開けておいた方が良いです。セラミックの主壁に水分が残っている場合、カビが発生する可能性があります。

IKEA PÄRKLA シューズバッグ 商品ページより(https://www.ikea.com/jp/ja/p/paerkla-shoe-bag-10522382/)
少し余裕がある感じです

小さいから少人数用?

コンパクトな見た目なのでファミリーなど4~5人では小さいように感じますが、焼き肉店でよくある七輪の網とだいたい同じ面積になっています。そのことから、ユニフレーム公式HPでも”4~5人にぴったりです”と紹介されております。

ただ、実際は肉だけではなく野菜も一緒に並べたり長時間焼くものを乗せたままにしたりしますので、用途によっては狭さを感じることもあると思います。一気に焼きたい!よりも、食べる分を焼きながらじっくり楽しむスタイルが向いてますね。

少量の炭で高火力

ユニフレームHPでも紹介されているセラミックパネルがV字に設置された独自の燃焼システムですが、本当に炭の量が少なくて済みます。そもそもスペース的に入る炭の量が限られますが、熱効率が良いのでしっかりとした火力を作り出すことができます。

網を上下逆さに設置すると炭との距離が近くなるような構造になっておりますので、2段階の火力調整が可能になっています。

ワイヤー網が掃除し易い

バーベキューの面倒なところって、後片付けですよね。とくに食材を焼いた網は脂と焦げ付きがびっしり、、。一般的なの縦横に編まれている網の場合はワイヤーが重なっているところがあるので洗いにくいですが、ユニセラの網は両端と中間以外は一方向のワイヤー構造になっているため、金属たわしも引っかからず、さっと汚れを落とすことができます。サイズが大きすぎないのも楽でいいですね。

構造上、ワイヤーを支える部分が少ないので、一部のワイヤーが多少歪むことがあります(個体差や高火力の影響もあると思います)。使用感に影響が出たことはないので、とくに問題にはなっていません。

snowpeakの焚き火台Mとグリルブリッジ&焼き網の組み合わせも所有しておりますが、網を洗うのが大変なので気合いがいります、、笑。信頼できる強度と豪快な料理ができるサイズ感なので、大活躍するシーンもありますが、焼き網の洗いやすさはユニセラに軍配が上がります。

掃除・手入れのしやすさは?

本体サイズがそこまで大きくない&パーツ単位の分解が容易なので、手入れはしやすいです。メインの本体にも油汚れがつくので、私は毎回すべてのパーツを洗っています。ステンレス鋼なので、キズが気にならなければ金たわしでガシガシ洗えるのも良いですね。

本体の主壁部分も簡単に2分割することができます
ユニフレーム 商品ページより(https://www.uniflame.co.jp/product/615010)

豊富な拡張・保守パーツ

より自分のスタイルに合わせるためのカスタマイズ性が高いこともユニセラの魅力です。また、主壁セラミックが割れたりスタンドのゴムを紛失してしまっても、保守パーツが商品としてラインナップされているため手に入れやすいです。永く製品を使い続けられる安心感がありますね。

おすすめ拡張オプションパーツ
ユニセラトング

ユニセラなどの卓上グリルに最適なサイズとされていますが、普通に使いやすいシーンが多いです。よほど大型のグリルや火力の強い調理でない限り、これがあれば問題ありません。卓上に置いた際、先端が浮くようにデザインされていたり、先端の形状も太すぎず細すぎず絶妙な使い心地。使い勝手良し、デザイン良し、ということでぜひ一度使ってみていただきたいトングです。

ユニフレーム 商品ページより(https://www.uniflame.co.jp/product/615164)
ユニセラサイドトレー
ユニフレーム 商品ページより
(https://www.uniflame.co.jp/product/615188)

ユニセラにトレーとトング置きを追加できるオプションパーツです。私は焼いた食べ物の一時退避場所として使うことが多いです。テーブルから浮いた状態になるため、テーブルのスペースを取らない点も大きなメリットになります。

ウェ~ブ焼網ハンドル
ユニフレーム 商品ページより
(https://www.uniflame.co.jp/product/665787)

網を持ち上げる際に使用するハンドルです。無くてもどうにかなりますが、あると便利。食材が乗っているけど炭の位置を変えたい、、そういうときありますよね?剛性がしっかりしているので、そういった状態でも安定して網を持ち上げることができます。

気になるところは?

個人的には大変使い易く目立ったデメリットはありませんが、強いて言えば、という点を挙げておきます。

サイズの割に重量感がある
コンパクトで剛性がある、ということから致し方ない部分になりますが、少しずっしりと感じる重さです。(メーカー公称値 3.1kg)

スタンドゴムが外れやすい
脚部がワイヤー鋼のため、滑り止め・安定性向上のためにゴム(エストラマー樹脂)が装着されています。単に嵌めてあるだけなのでズレやすく、L字部分に動くと簡単に外れてしまいます。いつの間にか無くなっていた、ということがありました。取り外すことはほとんどないので、もう少し外れにくい形状でも良いかもしれません。

永く愛用できる製品です

メンテナンス性やカスタマイズ性、本体のギミックなど、使いたい!と思わせる要素に溢れています。ファミリーで卓上で向き合って食事する、ソロで自分の使いやすいようにカスタマイズする、様々なスタイルにも対応できる懐の広さがあります。自宅内でも洗いやすいサイズ感という点も導入もしやすいですよね。

それでは、ユニセラが気になっている方の検討材料になれば幸いです。

(ユニセラ焼鳥台Ⅱが気になっているのでそのうち買ってしまいそう、、)

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