キャンプで「ピザを焼く」という非日常感。
ファミリーキャンプやグループキャンプのときに取り入れると、それだけで場が盛り上がります。
我が家では、尾上製作所(ONOE) コンパクトピザオーブンII ON-1915を愛用中。
Snowpeakの焚き火台Mにセットして使っていますが、サイズ感もちょうど良く、組み合わせとしてとても気に入っています。
ピザプレートの素材と特徴
旧型(2025年現在も販売中)ではピザストーンが付属していましたが、現在はステンレス製のピザプレートに変更されています。
これにより、扱いは軽くなり、割れる心配もなく洗いやすいのがメリット。
ただしステンレスは熱伝導が良いため、火加減を誤ると焦げやすい印象があります。
我が家ではピザプレートの裏にステンレス板を追加する改造をしてみたところ、底面への熱が和らぎ、火加減の調整がしやすくなりました。
この状態でしばらく様子を見ていますが、ピザストーンを使って焼くとどんな使用感になるのか気になってます。より本格ピザ窯の状態に近づくので、焼き加減も本格的になるんじゃないかと思っています。底面からも水分が抜けていきやすいので、パリッとしそうですよね。重さが増える、割れる心配がある、掃除しにくい、という問題もあるので、悩ましいところです。
持ち運び・収納について
収納は毎回パッケージの箱に戻していますが、取っ手と温度計を外す必要があるため、少し面倒。
ただし組み立て自体はシンプルで、キャンプ場でもサッと準備できるのは嬉しいポイントです。
Snowpeak焚き火台Mとの相性
我が家では、snowpeakの焚き火台M+グリルブリッジ+炭床ProMと組み合わせて使っています(グリルブリッジは旧タイプ)。サイズ感が絶妙で、見た目的にも収まりが良いです。
火力が強すぎるときは、高さを変えて調整できるのも便利なポイント。
炭はできるだけ端に寄せるようにしていますが、それでも底面が熱くなりすぎると焦げやすいので注意が必要です。

実際に焼いてみた使用感
- 生地から作ったピザ
- 市販のピザクラスト
どちらも試してみましたが、火加減を調整すれば美味しく焼けます。生地の焼き具合やチーズの溶け方を見ながら、炭の位置や量を調整するのもまた楽しい時間です。
やはりカギは底面をいかに焦がさずに上面を焼くか、ということになります。ピザプレートの両サイドが空いていて上部空間と繋がっておりますので、その部分に炭がくるようにする(ピザプレートの真下から外す)、炭が熾火になって火力が安定していること、がうまく焼くコツだと思います。
ピザの状態によってはピザプレートとくっつきやすいこともありますので、アルミホイルやクッキングシートを使ったり、打ち粉をすると良いかと思います。(クッキングシートは大きくはみ出させると燃えます)
本格窯と比べたときのメリット
最近はコンパクトな本格ピザ窯も発売されていますが、価格や収納サイズを考えると導入のハードルが高め。
その点、ONOEのコンパクトピザオーブンIIは手軽さと価格のバランスが良く、キャンプやBBQで「ちょっとピザを焼いてみたい」というニーズにぴったりです。
まとめ
- 手軽にピザを焼きたい人におすすめ
- 収納は少し面倒だが組み立ては簡単
- snowpeak焚き火台Mとの相性が良い
- ステンレスプレートは軽く扱いやすいが焦げやすさに注意
- ファミリーキャンプやグルキャンで盛り上がる要素になる
本格的なピザ窯ではないけれど、キャンプの雰囲気を一気に盛り上げてくれるアイテム。
特にファミリー層には、子どもと一緒に「自分で作ったピザを食べる」という体験ができるのが魅力です。
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