サバティカル モーニンググローリー シンセティックをレビュー|スタイリッシュで設営が簡単なワンポールテント

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サバティカルの「モーニンググローリー シンセティック」をレビューします。2年ほどで10回以上使用しております。個人的な感想ですが、実際の使用感についても書きますので検討されている方の参考になれば幸いです。

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購入まで

我が家は大人2人、子ども1人のファミリーキャンプスタイル。過ごしやすい季節にタープ&テントの構成でキャンプを始めましたが、家族でハマり、寒い時期もキャンプ行きたいよねという流れに。ということで、寒い季節向けの籠れるテントを探していました。サバティカル自体は先輩キャンパーの方からおすすめだよと聞いており、またゼインアーツ代表の小杉さんによるプロダクトデザインということで、デザイン性と機能性の高さが気になっていました。

ファミリーキャンプということで、”できるだけ設営を楽にしたい”、”収納サイズはできるだけコンパクトにしたい”というのが我が家の希望。その条件を満たし、インナーテントの広さも程よく、居住空間のバランスが取れていたことが購入の決め手になりました。

もちろんデザインにも惹かれました。ゼインアーツに通じた折り紙を折ったようなデザインと、それでいて洗練された雰囲気は個人的にとても好きな感じです。

設営について

基本構造はワンポールテントなので、設営はとても楽です。ガイドテープを長方形になるよう整えて4か所ペグ打ちし、私は説明書とは順番を変えて、両サイドを先にペグダウンしてから中央にメインポールを入れて立ち上げています。その後、入口部分に3か所ポールとガイロープを設置すれば形が完成。風が無い日はストームロープを省略することもあります。この場合、ペグ打ちは9か所で済むのでとても簡単です。

本来はすべてのロープを張ることが前提の設計なので、自己責任で行っています。

インナーテントとグランドシート

私はインナーテントと純正のグランドシートを併用しています。手前側はテント本体のフックに引っ掛けられますが、奥側はペグダウンが必要。テントの傾斜が強くスペースが狭いため、奥のペグ打ちは少し面倒です。私はガイロープとカラビナを使い、後方のペグに引っ掛けるように工夫しています。

テント後方のペグにグランドシートとインナーテントが一緒に引っ掛けられるようになっています。テンションも調節可能。

グランドシートは210Dポリエステルオックス・PUコーティングで耐水圧1,800mm。ただ雨の日には少し水が滲む部分もあり、強雨のときは不安に感じることもあります。インナーテントまで浸水したことはありませんが、心配なときはDODのグランドシートを重ねて使っています。

インナーテントのサイズ感

インナーテントには192×65cmのマットを3枚並べても、両サイドに荷物置きスペースを確保できる広さがあります。ただし奥側はテントの形に合わせて傾斜が強いため、頭を奥にして寝る際は少し圧迫感がありますね。

居住空間

大人2人と子ども1人で使っている分にはちょうどよい居住空間だと感じています。どの程度荷物があるかによっても変わりますが、インナーテントを設置した状態でもリビングスペースがしっかりと確保されており、中に籠るスタイルで実用できています。

とある日のテント内部レイアウト写真を載せておきます。さすがにストーブ、ストーブガードまで置くと通路がほぼ無くなりますが、結構いろいろと置けることが伝わるかと思います。

夏場は暑い?

インナーテントをつけた状態だとそこまで風通しが良くないため、夏場は結構暑くなりやすいです。素材的にも遮光・遮熱の加工がされているわけではないので、直射日光下だとどんどん温まるような感じです。

インナーテントをつけない状態であれば前後を解放して風通しをよくすることができますが、そこまで開放できる状況は限られてますよね。リニューアルしたシンセティックプラスの方は後方にメッシュが追加され、サイドのメッシュも拡張されたので、より使いやすくなっているように感じます。

他使い勝手

センターポールから入口側にかけてハンガーテープ(付属)を設置でき、ライトや扇風機を吊るす際に位置がちょうど良いです。また、入口の開口部は大きく開放できるため、景観の良い場所で使うと非常に気持ちがいいです。冬場は寒さ的に全開放できない(外が見えなくなる)ため、前面にTPUシートをつけられないかなぁ、そしたら冬でも景色を楽しみながら過ごせるのになぁと妄想しています。

雨天時の強み

入り口の上部が少し迫り出しているようなデザインなので、雨の日でも居住空間が狭くならないところが良いですね。少しくらいの雨であれば前面を開放したまま、雨の雰囲気を楽しめる余裕さがあります。全周囲にスカートもあるので、よほど水捌けが悪いところでなければ浸水もしにくいです。

デザイン

デザインについては好みの問題が大きいのですが、私は大変気に入ってます。遠くから見ても佇まいが良く、とくに夜間、中のライトで浮かび上がったモーニンググローリーはテントに戻る際にいつもワクワクさせてくれます。

片付けやすさ

設営がしやすいので、片付けも同様にしやすいと思います。幕体が大きめかつ形が独特なので、使い始めの頃はうまく折り畳むのに苦戦したくらいでしょうか。2ルームテントなど他の大きめのテントを使ったことがないので比較ができませんが、最初にどの部分から畳むかが分かればすぐに慣れると思います。2人で作業できると心強いですね。

収納・持ち運び

テント本体、インナーテント、グランドシートをすべて袋にまとめて収納できるのが便利です。重量もそこまで重くなく、男性なら車のルーフキャリアに載せるのも問題ないはずです。

まとめ

モーニンググローリー シンセティックは、設営のしやすさと使い勝手、デザイン性のすべてを兼ね備えたテントです。ワンポールテントとしての簡単さはそのままに、洗練された外観が魅力的。2〜3人で使用する際に活躍するテントとしておすすめです。

現在はリニューアルした「モーニンググローリー プラス」が販売中。細かい部分がより使いやすくなっていたり、メッシュにできる範囲が増えていたりとより進化しています。

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